工場別原価計算導入プロジェクトの支援
成長支援コンサルティングプロジェクト概要
- 原価計算体制の構築・運用支援
- 社内運用を前提としたエクセルにおける取扱品目ごと原価計算ロジックの構築および試算原価計算結果を利用し、品目ごとの採算性検証及び取るべきアクションプラン検討支援
- 社内運用定着化に向けた原価計算実施に関するノウハウ提供及び原価計算ロジック構築後のエクセル等、ワークフローの提供
クライアント概要
業種 | 製造業 |
---|---|
売上高 | 60億円 |
地域 | 中国地方 |
クライアントが直面していた経営上の問題
- 損益管理・原価管理にて損益改善の必要性があったものの、損益管理に資する経営管理資料はなく、そもそも原価計算未実施であったため、どの領域に不採算が生じているか不確かな状況であった
- 発生原価につき、複数拠点ある各工場ごとに発生原価自体は把握していたものの、各拠点工場内ラインごとにどこで発生した原価であるのかを把握できていなかった
- 会計上における勘定科目の設定について不適切と推測される箇所があり、事後的な分析に有用性を見出すことができなかった
- 原価計算体制を構築・運用するためには、まずは原価計算体制を整えるべく、従業員教育及び原価計算実施にあたって必要となる各種フォーマット作成が急務であった
課題解決に向けた取り組み
対象クライアントにて原価計算関与メンバーを選出し、会議体形式にて原価計算PJを立ち上げ、弊社関与の下、まずは原価計算に関する諸論点整理を実施。
原価計算実施後、直ちに損益改善効果が発現するわけではないため、原価計算結果を以って、不採算品目の製造中止、外部購入への切替等、継続的な損益改善活動に向けたアクションプランを設定し、実行。
原価計算実施後、直ちに損益改善効果が発現するわけではないため、原価計算結果を以って、不採算品目の製造中止、外部購入への切替等、継続的な損益改善活動に向けたアクションプランを設定し、実行。
プロジェクトゴール
- 原価計算ロジックの構築
- 原価計算ロジック構築のみに留まらず、原価計算PJメンバーを中心とした原価計算・採算管理に関する社内運用定着化・自社内完結
- 事後的な各種分析の有用性向上を意識した会計上の勘定科目設定の適切化
- 原価計算PJを通じた各工場拠点間コミュニケショーンの円滑化・社内人的関係の構築